「なりたい自分」になる

利き脳?

「利き腕」「利き眼」…人間の身体は左右で異なる能力を持っています。 最近では「利き脳」という言葉も聞かれるようになりました。 「右利き」「左利き」ではなく、俗に「右脳型」「左脳型」とタイプ分けされます。
それぞれの特性は一般に次のように言われています。

右脳型 = 柔軟性、自由、直感的、気分屋、いいかげん
左脳型 = 責任感、几帳面、論理的、保守的

腕を組んでみて下さい。どちらの腕が上になりましたか?
左腕が上の人は右脳型、右腕が上の人は左脳型、と言われています。当たっているでしょうか? もちろん、どちらか一方の脳しか使っていないわけではありません。 「右利き」「左利き」と同様にどちらをより多く使うかということです。

バランス?

まれに、何をやらせても上手くやってのける人がいます。そのような最強の人物は、間違いなく、バランス感覚に優れているはずです。

将棋用語を基にした「大局観」という言葉があります。目の前の現実的な事柄だけではなく、 「その背後にあるように思える大きな何かを感じる感性」といった意味です。
バランス感覚に優れた人は、その大局観を持ちながら、目の前の処理をこなします。 それ故に、他の何をやらせても上手くやってのけます。その処理(左脳でのタスク)の持つ本質を瞬時に感覚(右脳)で捉えられるからです。
「右脳型」「左脳型」でいえば、バランスのとれたタイプと言うことができます。

もちろん、バランスを超越した天才も存在します。
一般に「天才」は「右脳型」、つまり直感性に優れた人を指すことが多いようです。 コンピューターの発達した現代で、演算処理を超えた「大局観」を持つ才能が求められてきているのかも知れません。 あるいは「天才」という言葉が、「天の恵み」「ギフト」の意味に近く、「努力」や「学習」といった言葉と相反するからかも知れません。
とはいえ、よく言われるように「天才」もまた、努力なくしては育ちません。直感や感覚は、磨かれることで光るのです。

なりたい自分?

では、どうすれば脳のバランスをとることができるのでしょうか? または、超越した天才を目指すことができるのでしょうか? いえ、その前に、バランス型と天才型、どちらのタイプを目指すべきなのでしょうか?

その答えを導くには、まずは、脳のメカニズムを知ることからはじめなければなりません。

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